つくものかみがみ。
という、強い覚悟を持って迎えた新年でしたが。
見事、謎に大復活なされた御年94歳の祖母です。
おかげさまで、今年も”おめでとう”と言えました。
今回の帰省では、各所から親族が集結。
過去のゴタゴタにより10年近く会っていなかった親族とも
顔を合わせることとなったりなんだり。
気まずさフルMAX。いや〜、、、しんど。笑
普段、気ままに一人暮らししている自分である故、
家族親族団体行動というのがとてもとてもしんどくて。
唐突に鼻血が止まらなくなったときには、流石に笑いました。
そんなこんな。
ドタバタの年末年始を過ごし、あっという間に1月も末。
身の振り方的なことや人生的なこと、色々沢山ある日常です。
それは皆さんそれぞれにそうだと思います。
時間は前にしか進まないので、ほどほどに速度調整しながら、
今を紡いだ未来へ、生きていきたいなと思う今日この頃。
そんな中。
とうとう、刀剣乱舞に手を染めてしまったわたしです。
存在は当然知っていました。
知っていましたし、こりゃもうはまったら大変だと分かっていたので、
頑なにスルースルースルーーーーーーー!!していました。
今更、新しいジャンル開拓する心の余裕など無いとも思っていました。
わたしは、これまで愛した作品とテニスで手一杯だ、と。
そもそも。
「ゲームはゲーム機でやりたいんです。」
という、甚だ時代錯誤で無駄な拘りを持っていたので、
アプリゲーム自体をやる気が一切無く、触手が動かなかった。
なかったんですが、、、弾みというのは実に恐ろしいものですね(笑)
(アプリ以前はオンラインゲームだったわけですが、それやらなかったのも同じです。
オンラインでゲームとか面倒くさい、とても受け入れられないぜ。
とかいうクソみたいな謎理論が理由です。)
とうらぶにハマる要因として、ゲーム云々キャラ云々2.5次元的展開などもありますが、
それ以上に、ゲーム世界と現実世界が絡まってるのが一番ヤバいと思いました。
歴史上繰り広げられてきた様々な戦や現場の前線に、彼らの視点が加わるわけです。
名だたる武将(主)たちと共に時代を生き抜き、持ち主が変わったり焼失したり、、、
もうそれだけで、そこにドラマを感じずにはいられません。
持ち主(主)を慕っている刀剣もいれば、複雑な思いを抱いている刀剣もいたり。
主を慕っている刀剣が、その主の自害に使われたり。
それについては、なにそれ辛すぎない?と思って、泣いてしまいました。
(ツイートから繰り返しになって恐縮なんですけど、)
(主が)殺されたり殺したり、折れたり捨てられたり、なんだり。
基本背景が、生と死・悲哀に満ち満ちているのも、感情激しく揺さぶられます。
とかね。
いろいろと心・感情が乗っかってしまって、
ゲーム飛び越えて、なんだかちょっとスピリチュアルです。
え?スピリチュアル???
そうなんですよ。
わたしはスピリチュアルだなと、うっすら思いましたよ。
刀剣乱舞。
擬人化と言ってしまえば何やら軽々しく感じられますが、
”モノの気持ち”という側面を推し深めるって、
十分にスピリチュアルなんじゃないでしょうか。
擬人化モノはこれまでも見たことはありましたけど(石とか)、
とうらぶは、史実が絡んでくるというのが強力に効いていると思います。
だってもうそれだけで壮大さ不可避じゃないですか。
歴史という”厚み・重み”が初期搭載されてる。強味がすごい。
以前、何かの展覧会で真田軍(だったと思う)の戦旗を見て
「これ持って戦った人がいたんだ、、、すごい。言葉にならん。」
と感極まったことを思いだしました。
悠久の時を経てやってきたモノに、壮大な歴史浪漫を感じたっていうんですかね。
且つ。
日本刀そのものがスピリチュアルなんだな〜...と感じました。
とうらぶを始めて、当然刀剣にも興味がわきます。
で、刀剣の本なぞ読んだりしているんですが。
日本刀は、魂”スピリット”が宿る神聖な存在なんですよね。
たしかに、神社などで祭壇に祀られていたりしているし。
存在が既に霊的というか、凛と、ピンと張りつめたその存在感に魅了されます。
ただキャラやら2.5次元やらオタク的萌えを普通に楽しむことになるのかと思いきや、
それはもはや些末事のような気さえしています。
(それももちろん楽しんでるんすけど。そこは当然。オタクなんで笑)
刀剣を入り口にして触れる・知る神聖な世界に、
ただただ強く心を掴まれ揺さぶられ、大きな空気というのか、
よくわからない大きなうねりのようなものに飲み込まれているような、
なんだか不思議な、ザワザワとする感覚に襲われています。
そこにイケメンズという強烈なスパイスが加わって織りなされるハーモニー。
はあ〜・・・全然説明になっていなくて恥ずかしいんですけど。
自分は一体何に興奮しているのか、よくわからないというのが、
本当のところなような気がしてなりません。1センチくらい浮いてる感覚。
ちょっと怖い、実は。
(チャート上では、ずーーーーーーっとT海王星の夢を見せられているので、
まあそういうことなんじゃないのかなとも思っていますけど。)
余談ですが。
個人的には、今のところ「鬼丸國綱」のエピソードが好きです。
悪夢に魘される北条時頼の枕元に老人の姿となって現れて、
「錆にまみれて汝の身を守ることができない」と告げ去り、
実際に錆を落としたら悪夢を見なくなった、というお話。
自分の部屋を見渡してみれば、ぞんざいな扱いをしてしまっているものが沢山あります。
中でも、石やカードはスピリチュアル的な道具にもなりえるアイテムですが、
それすらただの物としてしか扱ってない節があります。わたしは。
たまに気が向いたときに、浄化等の手入れをするくらいで、もう少し、
そういうメンタリティを強めに持ってもいいのかなと思いました。
等と、いろいろ申しましたが。
好きなものが出来たことにより日常に張り合いが出、
普通に歴史の勉強や知らないことを知ることができる等、
そういうライトな面も当然ありますので、
気長にのんびり嗜んでいけたらなと思います。
ありがとう。
刀剣乱舞。
月子